創成シミュレーション工学専攻 記念シンポジウム開催
7月25日、名古屋工業大学2号館F1講義室にて創成シミュレーション工学専攻記念シンポジウムが開催され、専攻を構成する計算応用科学、計算システム工学、都市シミュレーション工学各分野の研究内容と異分野間の連携、協力、融合をテーマに本学の教授3名を含む6名が講演を行った。
このシンポジウムは本年度の創成シミュレーション工学専攻の創設を記念し開催。当日は同専攻に対する期待の大きさを反映して、一般企業などからの参加も含め学内外から立ち見が出るほどの参加があり、活発な意見交換が行われた。講演に先立ち、松井学長が「コンピュータシミュレーションに対する社会の需要が高まる中で、優秀な技術者を育成したい」と意気込みを語り、同専攻の後藤俊幸教授が、「様々な分野から人が集まる事により境界領域の研究、新しいテーマの創出を目指す」と、新専攻の狙いを説明した。
続いて行われた講演では、矢川元基 東洋大学計算力学センター長、尾形修司 教授、Frank K Soong マイクロソフト研究所アジア拠点音声グループヘッド、水野直樹 教授、服部正太 ㈱構造計画研究所社長、張鋒 教授の6名が、自身の研究分野とコンピュータシミュレーションの関わりを紹介。参加者からも多くの質疑が寄せられる等、活発な討議が行われた。
講演内容一覧(名前(敬称略)・所属・「講演内容」)
矢川元基・東洋大学計算力学センター長
「シミュレーション科学の将来展望」
尾形修司・創成シミュレーション工学専攻教授
「多階層型シミュレーションでチャレンジする複雑材料システムのまるごと解析」
Frank K Soong ・マイクロソフト研究所アジア拠点音声グループヘッド
「Training a statistical model from data and rendering realistic synthesis」
水野直樹・創成シミュレーション工学専攻教授
「制御におけるシミュレーション ‐性能評価のためのオフラインシミュレーションから目的性能達成のためのオンラインシミュレーションへ‐」
服部正太・ ㈱構造計画研究所社長
「創造工学としての期待 ‐実業界とブリッジする工学知‐」
張 鋒・創成シミュレーション工学専攻教授
「地盤の液状化、その防止策と数値シミュレーションによる評価」