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Archive for the ‘連載:名工大発製品’ Category

名工大発製品 第3回『コミュニケーションロボット「ifbot」』

コミカルな表情で会話し、歌うロボット。皆さんもテレビ等で見かけた事がないだろうか?第3回目となる名工大発製品では、愛・地球博でも展示されたコミュニケーションロボット「ifbot」を取り上げる。

「ifbot」は、株式会社ビジネスデザイン研究所が企画し、産学連携で開発された。開発には名工大の他、ブラザー工業株式会社、フタバ産業株式会社等が関わり、2004年に約2年の開発期間を経て製品化された。

「ifbot」の大きな特徴として、その豊かな表情が挙げられる。話し相手の声から感情を判断し、泣いたり笑ったりと豊かな表情をみせる。この表情の生成を担当したのが、情報工学科の伊藤(英)研究室。約50名の学生に行ったアンケート調査を元に、試行錯誤が繰り返された。複数のLEDと目、まぶたの動きを組み合わせる事で、人間の持つ様々な感情を表現できるという。伊藤研ではこれ以外にも、カメラに写った顔から、誰が話しかけているかを判別する機能も担当した。家庭内で家族と話す事を前提に作られたこの機能により、10名までの顔を覚え、見分ける事ができる。

「私たちの究極の目的は、”人間の頭脳と感性をもった機械をつくる”こと。ifbotはその一つの具現化です。」と、伊藤英則教授(情報工学科)は語る。伊藤研では現在も「ifbot」を用いた研究が続けられており、「怒りっぽい」「我慢強い」などの性格を持たせる研究、様々な民族とのコミュニケーションを可能にする研究等が行われている。「ifbot」自体の開発は既に終了しているが、研究の成果は、次に開発される製品にフィードバックしていきたい考えだ。

「ifbot」は現在も一般発売されており、名古屋市内では松坂屋本店等で購入が可能だ。老人ホームや病院において多く利用され、外出が難しい人々の話し相手として活躍している。ロボットが身近な話し相手になる日も、そう遠くないかもしれない。

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名工大発製品 第2回『カラダ香るフレグランスガム「ふんわりか」』

噛むと体からバラの香りがする。そんな不思議なガムを皆さんご存知だろうか。不定期連載第2回名工大発製品は、年間の売上が10億円を超えるヒット商品となった、カラダ香るキレイに香る“ふわりんか”を取り上げる。
“ふわりんか”は名工大発ベンチャーである有限会社ピコデバイスの津田孝雄先生(元名工大教授)とカネボウフーズ株式会社が共同で開発したもの。皮膚ガス研究の第一人者である津田先生へ共同開発が依頼され、半年程度の実験を重ね、約1年で製品化した。
元々、津田先生は汗の研究を進めていた。その中で、酒の摂取による皮膚へのアルコールの排出状況を検知するために、酒を飲んだ後の汗を解析にかけた。この解析結果から、アルコール以外にも多数のピークが出ていることに気がつき皮膚ガスの発見となった。
「お酒を飲めばアルコールの匂いがする。また高タンパク質の食品を食べればアンモニアが出る。食物の摂取を由来として、体から匂いが発せられる」人間の体は、意識をしないでも常に微量の汗をかいている。この汗の水分に匂いの成分が混じり、体外に放出されている。“ふわりんか”は体から汗と一緒に出やすい“ゲラニオール”と“バニリン”を用いることで、匂いを香らせている。「運動前に食べておくと、汗の嫌な匂いがなくなり、さわやかな気分になれる。これは体に直接振りかける香料ではできないこと」と全く新しいガムの食べられ方もしているという。また、現在は男性向けのカラダ香るフレグランスガム“オトコ香る。”も発売されている。
匂いは「個人差はあるがピークは約1、2時間後で、その後、ゆるやかに減少していく」大切な人に逢う少し前に一口、噛んでみてはいかがだろう。

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第一回 名工大発製品~アミノバリュー~

「研究室は1つの家族のようなもの」と下村先生。右に見える粉がBCAA。


名工大発製品の連載第1回目はアミノバリュー(大塚製薬)を取り上げる。アミノバリューと言えば、スポーツドリンクの中では独特なオレンジ色が目を引く。しかし、一番の特徴は500ミリリットル中に2000ミリグラムのBCAA(分岐鎖アミノ酸:Branched Chain Amino Acids)を含有していることだ。今回、大塚製薬に依頼されてアミノバリューの機能的効果の検証を行ったBCAA研究の第一人者である下村吉治教授(物質工学専攻)に話を聞いた。
BCAAとは体内で合成されない9種類ある必須アミノ酸の中の「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」の総称を言う。このBCAAは筋肉のたんぱく質分解を抑制して、活動時に主に筋肉でエネルギー源となって燃えるため、筋肉を維持する上で大切なアミノ酸だ。下村教授は、BCAAの機能的効果を検証するために、被験者にBCAA飲料を摂取させたあとにスクワット運動をさせる実験を5日間行った。Visual Analog Scale法により、筋肉痛および筋肉疲労が無痛もしくは疲労感なしを“0”とし、最高の痛みもしくは疲労感を“10”として評価したところ、BCAA飲料を摂取することで数値が下がり、筋肉痛と疲労感の回復を促進する作用があることが示唆される結果が得られたという。

運動+食事+アミノバリュー
しかし、アミノバリューを飲んでいるだけでは、健康の維持や筋肉を付けることはできない。「運動とバランスの取れた食事にプラスしてBCAAを摂取するのがよい」と下村教授は話す。アミノバリューはあくまでも補助的な役割と考えるのが良いようだ。
下村教授自身も、運動に臨むときはアミノバリューを飲み、効果を実感しているとのこと。皆様も運動前には是非アミノバリューを。

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